パウロの最も信頼された協力者。ユダヤ人の母とギリシア人の父を持ち、パウロの多くの手紙に共同差出人として名を連ねる。
小アジアの町リストラ(またはデルベ)出身の信者で、パウロの最も身近な協力者の一人である。母はユダヤ人の信者、父はギリシア人だった。テモテへの第二の手紙は、祖母ロイスと母エウニケの信仰に触れている。
パウロは二回目の宣教旅行でテモテを同行者に加えた。その際、その地方のユダヤ人たちを考慮して、テモテに割礼を施したと使徒言行録16章は記している。その後テモテは、パウロの使者としてテサロニケやコリント、フィリピの教会に遣わされた。パウロは彼を「愛する忠実な私の子」と呼んでいる。
第二コリント書、フィリピ書、コロサイ書、第一・第二テサロニケ書、フィレモン書の6通で、テモテはパウロとともに差出人として名を挙げられている。テモテへの第一・第二の手紙は、パウロがエフェソの教会を指導するテモテに宛てた形をとるが、実際にパウロが書いたものかどうかについては議論がある。ヘブライ人への手紙の結びには、テモテが釈放されたという知らせが記されている。
主な登場箇所
- 使徒言行録 16:1
パウロはデルベ、そしてリストラにも着いた。そこにはテモテという弟子がいた。母は信者であるユダヤ人、父はギリシア人だった。
- 第一コリント書 4:17
このために、私はテモテをあなたがたのもとへ遣わしました。彼は主にあって、愛する忠実な私の子です。私が至るところのすべての教会で教えているとおり、キリスト・イエスにある私の歩みを、あなたがたに思い起こさせてくれます。
- フィリピ書 2:19
私は主イエスにあって、間もなくテモテをあなたがたのもとへ送れることを望んでいます。あなたがたの様子を知り、私も元気づけられるためです。
- 第一テサロニケ書 1:1
パウロ、シルワノ、テモテから、父なる神と主イエス・キリストにあるテサロニケの人々の教会へ。あなたがたに恵みと平安がありますように。
- 第一テモテ書 1:2
信仰における真の子テモテへ。父なる神と私たちの主キリスト・イエスから、恵みと憐れみと平和がありますように。
- ヘブライ書 13:23
私たちの兄弟テモテが解放されたことを、知っておいてください。彼が早く来るなら、私は彼と共に、あなたがたに会いに行きます。
AI利用について
2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。
人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。
人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。
