シラスのイメージ
AI生成によるイメージ

初代教会の人々

シラス

Silas

エルサレムの教会の指導者で預言者。パウロの二回目の宣教旅行に同行した。手紙では「シルワノ」と呼ばれる。

訳文中の表記
シラス、シルワノ

エルサレムの教会で、兄弟たちの間で指導的な立場にあった人物である。使徒言行録15章では、エルサレム会議の決定をアンティオキアの教会に伝えるため、パウロとバルナバに同行して遣わされた。彼自身も預言者だったとされる。

パウロがバルナバと別れた後、パウロはシラスを選んで二回目の宣教旅行に出発した。二人はマケドニアのフィリピで捕らえられ、鞭で打たれて牢に入れられたが、真夜中に祈りながら賛美の歌を歌っていたところ、地震が起きて牢の扉が開いたという(使徒言行録16章)。このときパウロは、自分たちがローマ市民であることを主張している。

パウロの手紙では、シラスは「シルワノ」の名で登場する。シルワノはラテン語風の名前で、シラスはその短い形と考えられている。テサロニケの信徒への二通の手紙では、パウロ、テモテとともに差出人に名を連ねている。ペトロの第一の手紙5:12で手紙の筆記や送り届けに関わったとされるシルワノも、同じ人物とみるのが一般的である。

主な登場箇所

  1. 使徒言行録 15:22

    そこで使徒たちと長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選び、パウロとバルナバに同行させて、アンティオキアへ遣わすことにした。選ばれたのは、バルサバと呼ばれるユダとシラスで、二人とも兄弟たちの間で指導する者であった。

  2. 使徒言行録 15:40

    パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みに委ねられて、出発した。

  3. 使徒言行録 16:25

    真夜中ごろ、パウロとシラスは祈りながら神を賛美する歌を歌っていた。囚人たちは二人に耳を傾けていた。

  4. 第一テサロニケ書 1:1

    パウロ、シルワノ、テモテから、父なる神と主イエス・キリストにあるテサロニケの人々の教会へ。あなたがたに恵みと平安がありますように。

  5. 第二コリント書 1:19

    私とシルワノとテモテを通して、あなたがたの間で宣べ伝えられた神の子イエス・キリストは、「はい」でもあり「いいえ」でもある方となったのではなく、この方にあって「はい」が実現しているからです。

  6. 第一ペトロ書 5:12

    私が信頼できる兄弟と認めるシルワノを通して、あなたがたに短く書きました。勧めを与え、これこそが神の真の恵みだと証しするためです。この恵みに踏みとどまりなさい。

AI利用について

2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。

人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。

人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。

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