プリスキラとアキラのイメージ
AI生成によるイメージ

初代教会の人々

プリスキラとアキラ

Priscilla and Aquila

パウロと同じ天幕作りを営んだユダヤ人の夫婦。コリントやエフェソでパウロと働き、家を教会の集まりに開いた。

訳文中の表記
プリスキラ、プリスカ、アキラ

ポントス生まれのユダヤ人アキラと、その妻プリスキラの夫婦である。パウロの手紙では、妻は「プリスカ」と呼ばれる。プリスキラはプリスカの愛称形である。

使徒言行録18章によれば、二人はローマに住んでいたが、皇帝クラウディオ(クラウディウス)がすべてのユダヤ人にローマを離れるよう命じたため、コリントへ移って来た。この追放令は紀元49年ごろのことと考えられている。パウロはコリントで二人と出会い、同じ天幕作りの職人だったことから、その家に住んで一緒に働いた。

その後、二人はパウロとともにエフェソへ移った。エフェソでは、雄弁なアポロが会堂で語っているのを聞き、彼を迎え入れて「神の道をさらに正確に説明した」。パウロはローマ書16章で、二人が自分の命のために「自分たちの首を差し出してくれました」と記して感謝している。二人の家は、信者たちが集まる教会として用いられた。

新約聖書では、夫婦の名前が出てくる6回のうち4回、妻のプリスキラ(プリスカ)の名が先に記されている。当時としては珍しいことで、彼女が教会の中で重要な役割を担っていたことの表れと考えられている。

主な登場箇所

  1. 使徒言行録 18:2

    そこで、最近イタリアから来た、ポントス生まれのユダヤ人アキラと、その妻プリスキラに出会った。アキラがイタリアから来たのは、クラウディオがすべてのユダヤ人にローマを離れるよう命じていたためである。パウロは二人のところへ行き、

  2. 使徒言行録 18:18

    パウロはなお、かなりの日々を過ごした後、兄弟たちに別れを告げ、プリスキラとアキラを伴って、シリアへ船出した。その前にケンクレアイで髪を刈っていた。誓願を立てていたからである。

  3. 使徒言行録 18:26

    彼は会堂で大胆に語り始めた。プリスキラとアキラは、それを聞くと彼を迎え入れ、神の道をさらに正確に説明した。

  4. ローマ書 16:3

    キリスト・イエスにあって私の協働者であるプリスカとアキラに、よろしく伝えてください。

  5. 第一コリント書 16:19

    アジアの諸教会が、あなたがたに挨拶を送ります。アキラとプリスカが、彼らの家に集まる教会と共に、主にあって心からの挨拶を送ります。

  6. 第二テモテ書 4:19

    プリスカとアキラ、そしてオネシフォロの家の者たちに、よろしく伝えてください。

AI利用について

2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。

人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。

人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。

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