徴税人からイエスの弟子になった十二弟子の一人。伝承では、マタイ福音書の著者とされる。
- 訳文中の表記
- マタイ、レビ
イエスの十二弟子の一人で、もとは徴税人だった。徴税人は、ローマやその支配下の領主のために税を取り立てる仕事で、不正な取り立てや占領者への協力のために、ユダヤ人社会では罪人と同列に見られることが多かった。
マタイ福音書9章では、徴税所に座っていたマタイがイエスに「私に従いなさい」と呼ばれ、立ち上がって従う。マルコ福音書とルカ福音書では、同じ場面の人物が「レビ」と呼ばれている。このため、マタイとレビは同一人物で、二つの名前を持っていたと考えられることが多い。この召命の後、イエスが徴税人や罪人たちと食事をし、それを批判されたことが記されている。
古代の教会の伝承では、マタイがマタイ福音書の著者とされてきた。ただし、福音書自体は著者を名乗っておらず、現在の研究では、マルコ福音書を資料として用いたこの福音書を、目撃者である使徒が書いたとみることには慎重な意見が多い。
主な登場箇所
- マタイ福音書 9:9
イエスはそこから進むと、マタイという人が徴税所に座っているのをご覧になり、「私に従いなさい」と言われた。彼は立ち上がって従った。
- マタイ福音書 10:3
フィリポとバルトロマイ。トマスと徴税人マタイ。アルファイの子ヤコブとタダイ。
- マルコ福音書 2:14
通りがかりに、アルファイの子レビが徴税所に座っているのをご覧になり、「私に従いなさい」と言われた。レビは立ち上がり、イエスに従った。
- 使徒言行録 1:13
町に入ると、滞在していた階上の部屋へ上がった。ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマイ、マタイ、アルファイの子ヤコブ、熱心者シモン、ヤコブの子ユダである。
AI利用について
2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。
人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。
人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。
