十二弟子の一人。名簿に名前が出るだけで、どのような人物だったかはほとんど分からない。
- 訳文中の表記
- アルファイの子ヤコブ
イエスの十二弟子の一人である。十二人の名簿の後半に必ず「アルファイの子ヤコブ」として出てくるが、それ以外に彼について記した箇所はない。
ヤコブはヘブライ語の族長ヤコブに由来する、当時ごくありふれた名前だった。十二弟子にはもう一人、ゼベダイの子ヤコブがおり、「アルファイの子」という言い方は二人を区別するためのものと考えられる。イエスの兄弟ヤコブとも別人である。
マルコ福音書2:14では、徴税人レビも「アルファイの子」と呼ばれている。レビは一般にマタイと同一人物とされるため、このヤコブとマタイを兄弟とみる意見もあるが、アルファイという名もありふれたものであり、同じ父を指すかどうかは分からない。
また、マルコ福音書15:40で十字架のそばにいた女性の一人「小ヤコブとヨセの母マリア」の「小ヤコブ」を、このアルファイの子ヤコブと同一視する伝統がある。しかし、これも新約聖書の記述だけでは確かめられない。
主な登場箇所
- マタイ福音書 10:3
フィリポとバルトロマイ。トマスと徴税人マタイ。アルファイの子ヤコブとタダイ。
- マルコ福音書 3:18
さらに、アンデレ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、タダイ、カナナイのシモン、
- ルカ福音書 6:15
マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心な者と呼ばれるシモン、
- 使徒言行録 1:13
町に入ると、滞在していた階上の部屋へ上がった。ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマイ、マタイ、アルファイの子ヤコブ、熱心者シモン、ヤコブの子ユダである。
AI利用について
2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。
人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。
人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。
