ベタニアに住む、マルタとマリアの兄弟。ヨハネ福音書では、死後四日たってイエスによって生き返らされた。
エルサレム近郊の村ベタニアに住み、姉妹マルタとマリアとともにイエスと親しかった人物である。ヨハネ福音書にだけ登場する。
ヨハネ福音書11章によれば、ラザロは病気で死に、墓に葬られて四日がたっていた。そこへイエスが来て、墓の前で「ラザロ、外へ出て来なさい」と叫ぶと、ラザロは布に巻かれたまま出て来た。ヨハネ福音書は、この出来事を、イエスが行った「しるし」の頂点として描いている。
この出来事によってイエスを信じる人々が増えたため、祭司長たちはイエスを殺す計画を固め、ラザロも殺そうと相談したという。ヨハネ福音書では、ラザロのよみがえりがイエスの受難への直接のきっかけになっている。
なお、ルカ福音書16章のたとえ話に登場する貧しい人ラザロは、この人物とは別の、たとえ話の中の人物である。
主な登場箇所
- ヨハネ福音書 11:1
さて、ある人が病んでいた。マリアとその姉妹マルタの村、ベタニアのラザロである。
- ヨハネ福音書 11:5
イエスは、マルタとその姉妹とラザロを愛しておられた。
- ヨハネ福音書 11:43
こう言って、大声で叫ばれた。「ラザロ、外へ出て来なさい」。
- ヨハネ福音書 12:1
過越祭の六日前に、イエスはベタニアへ来られた。そこには、イエスが死者の中から起こされたラザロがいた。
- ヨハネ福音書 12:10
祭司長たちは、ラザロも殺そうと相談した。
AI利用について
2026年10月20日にClaude Codeを用いて、収録人物の選定、解説文の作成、主な登場箇所の選定を行った。2026年10月21日にCodexを用いて、使徒言行録に登場する7人の項目を追加した。登場箇所は本サイトの訳文と照合し、引用する節に人物名が実際に含まれることをビルド時に検査している。
人物詳細ページの肖像画像は、2026年10月20〜21日にCodexの画像生成機能で作成した。人物の外見は想像によるイメージであり、歴史上の容貌を復元したものではない。
人間の専門家による内容の校閲は、まだ行っていない。解説は一般的な理解の手引きであり、研究や教育に用いる際は、聖書本文と信頼できる注解書・事典で確かめてほしい。
